有効成分(API)を溶解・放出させるには、錠剤を効率よく崩壊させなければなりません。合成架橋重合体であるPolyplasdone™クロスポビドンは、経口用固形製剤の迅速な崩壊と溶解を実現。2種の粒子径(下記の表を参照)で、錠剤のサイズや顆粒内・顆粒外を問わない製剤柔軟性をかなえます。迅速な膨潤とウィッキング(多孔性と毛細管現象)という2つのメカニズムを組み合わせた本製品は、結合性の高さと崩壊の速さにより、理想的な多機能錠剤崩壊剤となっています。低濃度で効果的な崩壊性を示すため、高用量製剤での使用に最適です。

  • 他の崩壊剤とは異なり、Polyplasdoneクロスポビドンは高濃度でもゲル化することがなく、APIの放出に遅延をきたしません。これは、短時間での崩壊が必要なODT製剤で特に有益な性質です。
  • 非イオン性のため、カチオン性APIの溶解を妨げません。

Polyplasdone XL-10クロスポビドンには大きな利点があります。

  • 粒子径が小さく迅速に崩壊するため、口腔内崩壊錠(ODT)製剤に適しています。
  • 表面積の大きさと独自の技術で、難溶性APIの可溶性を他の崩壊剤よりも大幅に向上させます。

Polyplasdone Ultraクロスポビドンは高純度クロスポビドンです。酸化に対して感受性が高い有効成分に使用するため、または酸化が懸念事項となる場合に備えるため、不活性条件下で製造・梱包されます。製品の試料採取および取扱いガイドラインを参照して、不活性環境の完全性を保ってください。詳細をご希望の方はお問い合わせください。

取扱い製品グレード

グレード 一般的な平均粒子径(µm) 過酸化物規格 (ppm)
Ultra1 110-140 最大30
XL1 110-140 最大400
Ultra-102 25-40 最大50
XL-102 25-40 最大400

1 欧州薬局方クロスポビドンモノグラフタイプA     2 欧州薬局方クロスポビドンモノグラフタイプB